なぜ自動車整備業界のパワハラは無くならないのか。原因と解決方法!

整備士

皆さんこんにちは、みみまるです。

本日は、

世間ではパワハラなどのハラスメント行為が問題になる時代になっていますが、今でもパワハラを受けていて悩みを持つ現役整備士の方、特に若手の人は多くいると思います。

この記事を読むことで、なぜあなたの職場でパワハラが横行しているのか、どうしたら解決できるのか解説していきたいと思います。

皆さんの悩みが少しでも解決の方向に向かえばいいなと思っています。

本記事は、経験年数10年以上の現役整備士が、パワハラの原因や解決方法を解説します。

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パワハラはなくならない。

結論から言うとパワハラは無くなりません。

なぜなら今あなたの働いている会社の上司や先輩もパワハラ的指導を受け社会生活を送ってきた人達です。

なので、新入社員や後輩、部下に指導する時は、パワハラ的指導方法しか知らない、もしくは自分がされてきたから後輩にやり返すみたいな思考になっているねじ曲げられてしまった人が多いと思います。

もちろん中にはまともな人もいますが、そんな神みたいな人は正直に言って少数派です。

パワハラを受けていて、もう耐えられないからすぐにでも解決したいと思っている
人は、すぐにでも退職するか転職活動を始めてください。

疲弊して心も体も壊れてからでは手遅れです。

訴え起こそうとしてもいいですが、どの道転職すると思うので時間の無駄ですし、疲弊していくだけです。

会社は守ってくれません、自分を守るのは自分自身です。

それではここからはパワハラの原因、対処法や解決策を詳しく解説していきたいと思います。

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整備士のよくあるパワハラ

整備士が受けるパワハラは様々な原因や要因があります。

  1. 業界体質
  2. 職権濫用
  3. 職人気質

パワハラの捉え方は人それぞれ違いますが、僕の経験を元にこの3つを解説していきます。

業界体質の問題

整備業界全体が体育会系というかパワハラ体質です。

ディーラーや民間整備工場でも冒頭でも解説した通り、どの会社でも脈々と受け継がれてきたものですので簡単には無くなりません。

パワハラの程度はその会社によって違いがあります、特にひどいところでは日常的に殴ったり蹴ったりされるところもあります。

職権濫用パターン

これは主に上司にあたる工場長や班長、フロントなど、仕事の采配を行う人からの嫌がらせ的なパワハラです。

例えば、ずっとゴミ拾い、車両清掃などの雑務ばかりやらせて、役立たずとか給料泥棒とか言ってきて精神を疲弊させにきたり、逆にもう帰ろうとしているタイミングでキツめの仕事を振ってきたりして身体も疲弊させにくる。

前者の場合は、時間の無駄です。成長の機会を奪われるので、そこで悟りをひらいて簿給で働き続けても未来はありません。

後者の場合は、圧倒的に仕事がで来るようになる可能性はあるが、心も身体ももたないかもです。

職人気取り

これは主に40代以上の年齢の整備士に多いのかなと思います。

要は、仕事は見て技術を盗め的なやつです。

もちろん自分で調べたり、勉強したりも必要ですが、本当に何も教えてくれない場合がほとんどです。

自分はそうやって成長した自負があるし、そもそも自分が教えてもらったことがないので、教え方がわからない悪意のない人もいますが、こちらからしたら悪意があっても無くてもどっちも変わらないです。

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解決方法

僕が考える解決方法は下記の3つです。

  1. 耐える
  2. 訴える
  3. 逃げる

選択肢は多くないですが、対処・解決方法はこれしかないと思っています。

耐える

これはそのまま根性論です。

整備士の場合は、パワハラやいじめ的なのは大体1年ぐらいだと思っています。

なぜなら1年経って後輩が入ってくれば、自動的に標的はあなたから後輩に移りますし、1年仕事をしてればある程度の仕事もできる様になってるはずだからです。

なので1年から1年半とにかく耐えて真面目に仕事をして、色んな人とコミニュケーションをとって、今ある輪に入る努力をします。

訴える

証拠を集めて弁護士にお願いすれば会社や相手を訴えることは可能ですが、正直そこまでする程のメリットを感じません。

なぜなら、冒頭でも少し触れましたが、会社や上司を訴えてたところで腫れ物的な扱いになってその会社には居づらくなってしまうし、証拠集めている間も心身ともに疲弊していくからです。そもそもそんな行動力があるならもう辞めてると思います。

多くは退職したくても言い出せない環境の人も多いんじゃないかなと思います。

逃げる

逃げるっていうとなんか印象が良くないかもですが、パワハラに戦いを挑んでもほとんどの場合勝ち目がありません、時には逃げるが勝ちです。

今の会社にこだわる理由がないのであれば転職を考えてみてもいいのではないかと思います。

なぜなら、整備士は業界の体質もあって人手不足なので、就職先には困らないからです。

とはいえ、退職してから探すと焦って似た様な職場に当たってしまうかもしれないので、失敗しない様に気をつけましょう。

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まとめ

今回は整備士のパワハラの原因や解決策について解説しました。

1、業界体質:元からパワハラ体質、受け継がれてきた文化

2、職権濫用:仕事をさせてもらえない。

3、職人気質:後輩を育てることの出来ない先輩。

整備業界のパワハラはほぼこれです。

解決方法の選択はそんなに多くはないですし、僕は耐えたり縁があってなんとかなりましたが、多くの場合は転職一択かなと思います。

人生一度きりですし、若さは価値です。

今より若い時はありません。悩んでいても環境は変わりません、行動していきましょう。

今回は以上です。

それではまた。

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