こんにちわ、みみまるです
今回は、
- 整備士に必要な資格の種類がわからない
- 何を取得すればいいかわからない
- 資格取得の方法がわからない
- 資格を取る意味がわからない
こんな疑問に答えていきます
この記事を書いている僕は、経験年数10年以上の現役整備士をしています
そんな僕が解説していきます
自動車整備士の資格の種類
自動車整備士の主な資格の種類はこちらです
- 特殊整備士
- 自動車電気装置整備士
- 自動車車体整備士
- 自動車タイヤ整備士
- 三級自動車整備士
- ガソリン
- ジーゼル
- 二輪自動車
- シャシ
- 二級自動車整備士
- ガソリン、ジーゼル、二輪自動車、シャシ
- 一級自動車整備士
- 一級小型自動車整備士
その他の資格としては、
- 自動車検査員
一般的に自動車整備士になろうとする人はこの資格の中から必要な資格を取得しようと思っていると思います
三級自動車整備士の資格だけを見ても4種類ありますが、どの資格を取得しても三級自動車整備士です
その種類の名称や内容の違いを簡単に説明します
- ガソリンとジーゼルの違いはの原動機の構造の違いぐらいで、その他はほぼ同じ
- 二輪自動車整備士はバイクの構造や整備に必要な基礎知識がわかる
- シャシは自動車のエンジン(原動機)とボディ以外の構造と整備の基礎知識がわかる
本当にざっくりですが、こんな感じぐらいで大丈夫かなと思います
とはいっても何をとればいいのかわからないと思いますので、解説します
自動車整備士が取るべき資格と取得方法
自動車整備士をする際に取得するべき資格は、確固たるこだわりがないのであれば、二級ガソリン整備さえあればまず間違いありません
ガソリンは圧倒的に取得しやすいです
なぜなら、無資格から三級そして二級へ資格を取得する際に実技試験を免除にするための講習が整備振興会で行われていて、その講習を受ければ実技が免除になるだけでなく、学科試験の内容も網羅しているからです
仮にジーゼルの車をメインに整備する人でも、二級ガソリンを取得すれば問題ないかと思います
取得のための受験資格方法はこちらを見ていただければなんとなくわかるかなと思います
[未経験者も大丈夫]自動車整備士になる方法
あとは、ディーラーに多いと思いますが、勤めている会社固有の資格もあるので、積極的に取った方がいいでしょう
では、そもそもなぜ資格を取得するのかを解説していきます
なぜ資格を取得しなければならないのか
それはもちろん車をきちんと整備、修理するためというのは大前提ではありますが、
- 働いている会社のために取得する
- 自分の昇給のために取得する
ですかね
後者はわかるとは思うのですが、会社のためにと言われるとピンとこないと思いますので、解説します
働いてる会社のために資格を取得する
自動車の分解整備事業をする際に、運輸局から認証または指定を受けています
その際、その事業所の設備や整備士の人数、資格の保有率など細かい取り決めがあるからです
つまり、認証または指定が取り消しにならない様に一定数の資格を有する整備士を確保しなければいけないのです
なので、資格取得の際に費用を会社が負担してくれるところが多いです
そして、その認証または指定は自動車の種類に分かれているだけで、原動機の種類はほぼ関係ないので、ジーゼル車の整備をメインにしていてもガソリンの資格があれば十分です
ただ、この認証または指定を受けているのは、その分解整備事業所ごとなので、
例えば
その働いてい会社の系列もしくは他の事業所の認証および指定工場などで有資格者の配置換えや退職、休職で欠員が出たりすると、当然のことですが有資格で補充しなければ指定取り消しになりますので、資格を持っていれば転勤の可能性も高まる事も覚えておきましょう
自分の昇給のために取得する
これはもうそのままですね
資格取得をすれば、昇給の可能性は上がります
二級整備士の資格を取得すれば、整備主任に任命されたり、それで1年以上の実務経験を積めば検査員の資格にチャレンジすることも出来るようになるので、二級整備士を取得すれば昇給の可能性、自身の価値を高める事が出来るので、転職の際にも有利になれると思います
最後に
ここまで自動車整備士の資格についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
資格の取得にはお金も時間もかかりますが、会社側が負担してくれるところもあるので、資格取得ができるタイミングがあればどんどんチャレンジしていきましょう
自動車整備士は資格を取得すれば、就職に困らない職業です
なぜなら、整備士の働き手は減ってきているが、まだまだ無くならない職業だからです
早め早めに資格を取得して自分の価値を高めておいた方がいいのは言うまでもないと思います
というわけで、以上になります
それでは、また
コメント