こんにちは、みみまるです。
今回は、
- 給料が低すぎる
- どんなに働いても給料が上がらない
そんな悩みを抱えている人が多いと思います、今回はなぜ給料が低く、昇給していかないのか、そんな悩みを解説します。理由を知ると行動が変わります、行動が変わると未来が変わると僕は思っているので、理由を知るのは大事だと思っています。
以前書いた記事で給与の昇給方法について書いていますので、参考までに良ければどうぞ。
[就活・転活必見]整備士の給与・昇給方法について現役整備士が解説
本記事は、経験年数10年以上の現役整備士が、そんな悩みにお答えいたします。
給料が低いのか?
そもそも整備士って給料が低いのかどうかについてですが、ディーラーに勤めるか、専業・兼業の会社に勤めるかで、相当の違いがあります。
平均金額はディーラーで約466万円、兼業・専業で約359万円と約100万円も違いがあります。日本人の平均年収は436万なのでディーラーで勤めていれば平均よりは高いといえます。
なので、現在兼業・専業で整備士をしている方で、給料をあげたい方はディーラーへの転職を考えてもいいかもしれません。
ただ、このデータの平均年収は正規・非正規も男女も合算なので、実際は低いと感じていると思います、その原因を解説していきます。
自動車整備士の給料が低い理由3選
- 労働に対して賃金が見合ってない
- 労働時間が長い
- 会社の売上が少ない
僕が思う理由はこの3つかと思いますので、詳しく解説していきます。
労働に対して賃金が見合ってない。
実際はそれなりに給料をもらっていても、整備業界は俗にいう3Kの職場です。
3Kとは、「きつい」「汚い」「危険」の頭文字をとったもので、整備業界はもろにこれです。作業場は夏は蒸し暑く冬は厳しい寒さだし、オイル交換やブレーキ周りの修理などを行えば、爪や手は黒くなってなかなか綺麗になってくれないし、手を挟んだり切ったり、何かに挟まれたりなどたまに痛い思いもしたりします。
なので、他業種の仕事と比べ同じ8時間働いていたとしても、自分の仕事の対価として考えた時に物足りなく感じるからだと思います。
とはいえそんな3Kの職種だから平均より少し年収が高めなのかもしれないです。
労働時間が長い
整備士の職場の多くは、残業ありきの職場ですし、サービス残業も実際はあるところはあると思います。なので、時給換算した時にそこまで高単価になることはないからです。
とはいえ現状の人手は足りていないので、仕事量は変わらないのに、最近では働き方改革やワークライフバランスなんかで残業規制が入っていたりして残業が出来ない環境になりつつありますので、今後さらに厳しい状況になっていくのかなと思っています。
会社の売上が少ない
そもそも働いている会社や支店、営業所の売上が少なければ皆さんがいくら仕事が出来ていても給料を支払うことが出来ないので当然給料は低くなってしまいます。
なので、職場の人がフルに働いても赤字とか、フルに働くだけの需要がないのだったら転勤や転職といった行動を取り始めてもいいと思います。
もし異業種にではなく、整備士として転職するのであれば、商業車の台数のシェアの多いところや、ダンプトラック系などの建築、建設機械系のディーラーの整備職に転職するとより給料安定する思います。
なぜなら、現在日本はデフレで、経済成長しておらず、さらに消費税などの税金は増税されて国民が貧困化しているので車の所有が贅沢になっています。仕事に使用する車両は費用がかかっても修理を厭わなかったりしますし、仮に景気が良くなってきたとしたら、この辺の業態から景気が良くなってくるからです。
まとめ
今回は、整備士の給料が低い理由3選について解説しました。
- 労働に対して賃金が見合ってない
- 労働時間が長い
- 会社の売上が少ない
冒頭でも言いましたが、理由を知ると行動が変わります、行動が変わると未来が変わると僕は思っています。整備の仕事って大変です。労働環境は悪いし、給料もよくなっていく見通しも立たないです。周りと給料を比べて凹んでるより、自分の価値を最大限高めて年収アップを図っていきましょう!
今回は以上です。
それではまた。
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